もっと知りたいネコの気持ち「隠れた」痛みを知らせるサイン25
「ネコの痛みを解明するプロジェクト」を進める英・リンカーン大学の研究者が選んだこのサインなら、言葉を話せないネコの痛みをいちはやく察知できるかもしれない。
スポンサーリンク選び出された25のサイン
・普通の歩き方で歩けない
・ジャンプが難しくなる
・足取りや足を運ぶ順序がおかしくなる
・動きたがらない
・触ると反応する
・隠れる
・毛繕いしなくなる
・遊ばなくなる
・食欲が減退する
・全体的な動きが減る
・体を人にこすりつけなくなる
・短気になるなど気質が変わる
・痛みに順応した結果に出る行動(例えば、そわそわしたり刺激に敏感に反応する)
・体を丸めてうずくまる
・体重が変化する
・同じ場所をなめる
・頭を下げた姿勢をとる
・まぶたが痙攣を起こす
・餌の食べ方が変わる
・明るいところを避ける
・うなる
・うめき声をあげる
・目を閉じる
・頻繁な排尿
・しっぽを素早く振る
教授たちはこのサインの有効性と臨床上の妥当性を調べるさらなる研究が必要だが、獣医師やネコの飼い主がネコの痛みをとらえ、体の異変を知る助けになるだろうと記している。
体調の変化は一緒に生活する飼い主しか気づくことができない。25のサインがみられれば、痛みが隠れている可能性がある。あくまでの病気の兆候を知る一つの目安だが、参考にしてみてはどうだろうか。
取材・文 山下 祐司
・3月15日19時 一部修正
【了】
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