現代の自称マッド・サイエンティスト 強力レーザーバズーカを自作し振り回す
「プロのマッドサイエンティスト」と名乗るドレイク・アンソニー氏(通称styropyro)が、200ワットものパワーを持つレーザーバズーカを作製し、公開した動画が話題を呼んでいる。
スポンサーリンクほとばしる光線で風船を次々に破壊する様子は、まるで対戦ゲームのような光景だ。
人気ユーチューバーで、レーザージャンキーといわれるほどのレーザー大好きアンソニー氏が、太陽を直接見たときの3,300万倍の光の強さを放つレーザーバズーカを作製し、風船を割ったり、ピンポン玉に火をつけたりする動画をYouTubeで公開している。
もちろん、目にあたれば失明必死。これほど出力の大きいレーザーになると壁に反射した光ですら裸眼にダメージを与えるという。
一般的に使われるレーザーポインターの出力は、アメリカでは食品医薬品局(FDA)によって0.005ワット以下と規制されている。
つまり200ワットというと、その400倍もの高出力ということになる。アンソニー氏は以前にも出力40ワットのレーザーショットガンを製作し、風船を割ったり、ピンポン玉に火をつけたりする動画を公開している。
気になるその作り方。レーザーバズーカの外観は廃品から集めた金属で作製。レーザーの光源はオークションサイトのイーベイで壊れたDLPプロジェクターを複数購入し、そこから取り出したレーザーダイオードを使っている。
そして、レンズで集光して200ワットもの高出力を実現している。
ジャンキーが作った「レーザーバズーカ」がどれほどの威力を持つかを知るには、実際に動画を見るのが一番だろう。
直接見るのは大変危険なので、アンソニー氏も作業用保護マスクを着用している。
非常に危険なので、よい子も悪い子も普通の子も真似してはいけません。ましてレーザージャンキーをめざすのはもってのほかですよ。
動画:My Homebuilt 200W LASER BAZOOKA!!!!! styropyro
取材・文 岡 真由美
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