芥川賞作家も真っ青のロボットギャグ！ 『Pepper World 2016』（東京・汐留）開催中
ソフトバンクが販売しているロボット、ぺッパー。その未来を描いた展示会『Pepper World 2016』が東京・汐留で開催中だ。
スポンサーリンクペッパーだけで本当に接客ができるのか？
“説明する”という人間の能力を代替するペッパー。現状ではまだ道は遠いが、もし音声認識が進めば、受付や店舗販売、コールセンターに人間は不要になるだろう【写真：川口友万】
ペッパーだけで本当に接客ができるのか？ 小泉今日子らとのやり取りでも、人間の話を聞かずに勝手に話を始めたり、“契約”という単語に反応して同じ動作を繰り返すなど、見ていて不安はあった。
店舗運営を始めれば、想定外のトラブルが起きるだろう。もちろんそれはソフトバンクも織り込み済みだと思う。
むしろ、それでもまずやってみようとするソフトバンクのチャレンジ精神には、多くの企業が学ぶべきだ。
近い将来、AIを搭載したペッパーは訪問客を顔認識、過去の訪問履歴と照合し、
「今月はもう4回もいらっしゃっていますね、ありがとうございます」
といった、いわゆるお愛想を言いながら、社内電話で訪問相手を呼び出し、来客を応接室まで案内するといった、今の受付担当がやっている仕事をほぼすべて代行できるようになるらしい。
【次ページ】ソフトバンクの果敢なチャレンジ
