芥川賞作家も真っ青のロボットギャグ! 『Pepper World 2016』(東京・汐留)開催中

ソフトバンクが販売しているロボット、ぺッパー。その未来を描いた展示会『Pepper World 2016』が東京・汐留で開催中だ。

川口友万| Photo by Tomokazu kawaguchi

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ソフトバンクの果敢なチャレンジ

ペッパー
医療分野でも、患者に検査内容の説明をペッパーが行うアプリが販売中【写真:川口友万】

 また言語認識が進むことで、相手の言語を理解し、中国人には中国語で、欧米人には英語で対応するなど多言語対応も可能になる。

 向こう数十年、一般用ロボットが巨大なマーケットを築くことは間違いなく、国際間の競争も熾烈を極めている。

 にもかかわらず、現在、海外相手に本気でロボットで戦っている企業はソフトバンクのみだと言っていい。日本の企業はチャレンジ精神がすっかり萎えてしまったらしい。

 批判はたやすいが、未知の分野に踏み出すリスクは踏み出した者しかわからない。そして得られる果実もまた、無謀と陰口を叩かれた者だけが手にできる。

 踏み出す勇気を持つ企業がもっと増えなければ、日本にペッパーが活躍する未来はやって来ないだろう。

『Pepper World 2016』
最終日1月28日 10:00~18:00
会場:ベルサール汐留
〒104-0061 東京都中央区 銀座8-21-1 住友不動産汐留浜離宮ビルB1

取材・文 川口 友万

【了】

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