【夏休みは自由研究・工作】水滴で咲かせるインクの花【100円ショップで科学作品!】
もうすぐ夏休み…といえば頭を悩ます宿題問題。「自由研究や工作、何にしようか…」そんなアナタに助け船。今回は、黒色や茶色の水性ペンから、いろんな色の模様をつくる実験をご紹介!
スポンサーリンク実験開始!インクの花を咲かせよう!!
それでは、水滴を落としてみよう。もとの色と違う色が、広がっていくのが分かるだろう。また、広がる色は、ペンの種類によって変わる。真ん中の1か所に正確に水滴を落とせば落とすほど、素早く色は広がっていく。
広がる様子は、下の動画でも確認してほしい。
コーヒーフィルターが乾くと、また色合いが変わる。
色の素によって、水への溶けやすさ、紙(コーヒーフィルター)へのくっつきやすさが違う。
そのため、水が広がるにつれて、速く進む色、置いていかれる色が出てきて、色が別れるのだ。
同じ色のペンに見えても、製品によって色の広がり方は変わってくる。
どこのメーカーのペンがどのような色に広がるか、実験して調べるのも、十分研究になるだろう。
この実験の技を活かして、科学作品づくりに挑戦してみてはどうだろう。
100円ショップでも買えるラミネートフィルムやクリアバッグの中に入れて、本のしおりにするのも一案だ。
他にもフィルムの間に紙を挟み込んで飾り付けにできるスパンコールや、穴に通してキーホルダーにできるボールチェーンも、100円ショップに売っている
友達や先生に自慢できる、自分だけの科学作品を作ってみよう!
参考・引用:『現役東大生による頭がよくなる実験・工作―小学生向け』 小幡哲士、東大CAST(2015年)
文 小幡 哲士
【了】
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