米大統領選スーパーチューズデー 有名候補の科学への関心とスタンスは?ルビオVSケーシック編

ますます盛り上がる米大統領選挙。天地創造説だって争点になる? サンダース、クルーズに続いて有名候補の科学的スタンスを検証してみた。

岡真由美| Photo by Getty Images

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民間に任せたい、賛成とも反対とも意思表示せず……

大統領3
科学には興味がおありでない? ジョン・ケーシック オハイオ州知事
【写真:Getty Images】

【医療】

<マルコ・ルビオ>

 医療分野などで革新を起こす可能性があるため基礎研究のサポートは、限界はあるものの、政府の重要な役割だと述べている。

 しかしどちらかというと政府主導というより、民間に任せたいという考えのようだ。

<ジョン・ケーシック>

 米国の医療研究を統括する国立衛生研究所(NIH)の基金を現在の2倍に増やすべきと主張。「研究を発展させ、革新的で飛躍が望める発明や新興事業の商業化を阻む壁を撤廃し、包括的な連邦政府政策を取るべき」と述べている。

【宇宙】

<マルコ・ルビオ>

 民間宇宙飛行や宇宙採掘事業を推進する法案をほかの議員とともに共同提案している。

<ジョン・ケーシック>
 宇宙やNASAに関するコメントの記録がない。

【遺伝子組み換え生物】

<マルコ・ルビオ>

 遺伝子組み換えで生産された作物(GMO)に、州がGMOであることを明記するラベルの添付を義務化することに「反対」。

<ジョン・ケーシック>
GMOについて賛成とも反対とも意思表示せず。ラベルについても同様。

【天地創造説】
<マルコ・ルビオ>
 
 本人は天地創造説(聖書のとおりに天地創造が行われたとする、キリスト教原理主義と結びつく説)は信じていないものの、学校で同説を教えることには反対していない。

 <ジョン・ケーシック>
 
 ダーウィンの進化論を否定する公式発言の記録はないものの、ノアの箱舟の存在に触れたり、天地創造説を幾度か引き合いに出していることから、天地創造説派である可能性が高い。しかも米航空宇宙局(NASA)や幹細胞研究などについてのコメントもない。

取材・文 岡 真由美

【了】

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