【夏休みは自由研究・工作】ケミカルライトで彩るレインボーカップ【100円ショップで科学作品!】

夏休みといえば、自由研究!自由工作! 東大理学部卒・現役早大院生が教える、100円ショップにあるような材料でできる、他の人が知らないような実験を紹介します。

小幡哲士| Photo by Tetsushi Obata|シリーズ:夏休みは自由研究・工作

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「光の色の足し算」を実験で学ぶ

<実験・工作を行うにあたって>

※ 必ず大人と一緒に実験・工作を行ってください。
※ 実験道具を噛んだり、舐めたりしないようにしましょう。
※ 実験後はきちんと後片付けをして、手を洗いましょう。
※ 実験により生じた損害について、一切の責任を負いません。

 第1弾となる今回は、「ケミカルライトで彩るレインボーカップ」。

 ケミカルライトを使って、「光の色の足し算」が分かるようになる実験をしてみよう!

工作01
用意するのは、口の近くに穴を開けた紙コップと3色(赤、緑、青)のケミカルライト
【写真:小幡哲士(以下同)】

<用意するもの>

・ケミカルライト
・紙コップ

 ケミカルライトは、皆おなじみ、遊園地やコンサートなどで使う、ポキッと折ると光るおもちゃである。なんと、100円ショップや雑貨屋で、「光るブレスレット」「ルミカライト」として売っている。今回は、赤、緑、青の色のものがあると良い。

 紙コップの口の近く4カ所に、穴開けパンチで穴を開けたものを用意する。
最後に、暗くした部屋が必要となる。なんとこれだけで、今回の実験はできてしまう。

 ケミカルライトは、「化学の光」という意味。折った時のボキッという音は、中のガラスが割れる音で、2つの液体が混ざって「化学反応」が起こる。そして、だいたい4~6時間、光り続ける。

 使わないときは、冷凍庫に入れておくと、長持ちする。

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