悲鳴が耳元で! 超臨場感バイノーラル録音のお化け屋敷を訪問

新宿・方南町にある常設型お化け屋敷の『迷図』の期間限定イベント『鍵鎖入院』では、立体音響=バイノーラル録音が恐怖でズンドコだ!

川口友万| Photo by Tomokazu kawaguchi

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怖い! 冬のお化け屋敷、オバケンの最新作

オバケン
『鍵鎖入院』は2月28日までの限定イベント。
開催時間:平日15~22時
     土日祝11~22時
開催場所:方南町オバケン『迷図』
     東京都中野区南台5-23-17
料金:1600円(小学生以下半額)
要予約・1回20分・4名まで
オバケン http://obakensan.com/
【撮影:川口友万】

 さっき『鍵鎖入院』から出てきたばかりなんですが、ひと言、言ってもいいですか? 
 ふざけんな! 怖かったじゃねえかよおお!

 同行してもらったコスプレアイドルの高実茉衣さん、感想は?

「漏らすかと思いました」

 ……。

「全部、漏らすところでした」

 ……アイドルが漏らすとか言わない。

 お化け屋敷に何しに行ったかというと、バイノーラル録音を使っているというので、それを聞きに行ったのだ。

 バイノーラル録音は超リアルな立体音響録音。ヘッドフォンを付けて聞くと、本当に人が自分の耳元で囁いているかのような異様な臨場感がある。

 仕組み自体は簡単だ。ダミーヘッドの耳の位置にマイクを取り付け、録音し、ヘッドホンで再生する。マイクを2本使うから、ステレオ録音の一種なのだが、ダミーヘッドを使うのがミソだ。

 音を拾って、振動を電気信号に変換するという点では、マイクも耳も同じだ。違うのはその形だ。

 人間の耳は左右の穴の位置がわずかにずれている。頭がい骨や耳にも音は反響する。私たちは物理的な位置のズレや反響による音の変化を使って、立体的に音を聞く。
 
 私たちが聞いている音は<頭部や耳介などによる音波の反射や回折の影響を含んだ信号>(『両耳間音圧差の包絡を用いたガウス分布モデルに基づく音源方向推定』日本音響学会誌 63(1), 3-12, 2006-12-25 )なのだ。

 そういうわけで、わざわざ人間の頭の形をした人形を作り、耳の中にマイクを入れ、録音するわけである。

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