悲鳴が耳元で! 超臨場感バイノーラル録音のお化け屋敷を訪問

新宿・方南町にある常設型お化け屋敷の『迷図』の期間限定イベント『鍵鎖入院』では、立体音響=バイノーラル録音が恐怖でズンドコだ!

川口友万| Photo by Tomokazu kawaguchi

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現場で録音した、最恐サウンド

オバケン
すでに怖い待合室。カルテ式のプロフィールを書きこんで、呼び出されるのを待つ
【撮影:川口友万】

『オバケン』は新宿・方南町の商店街にある常設お化け屋敷で、現在、『迷図』という企画を行っている。

 その『迷図』と現在テレビ東京にて毎週日曜深夜に放送中の人気ホラーアニメ「闇芝居」がコラボしたのが、『鍵鎖入院』

 病院に入院したら、そこが化け物屋敷みたいになっていて、逃げる! とにかく逃げる! という企画。

 お化け屋敷なんですが、中が迷路になっているわけですね。20分の間にカギを見つけて、それで出口のカギを開けて逃げ切ればミッションクリア、逃げられなかったらおしまい。

 そのお化け屋敷の中でバイノーラル録音を体験するらしい。

「オバケンはバイノーラル録音は得意としているんです」
 
 音響を担当する吉澤正悟さんによると、サンリオピューロランドなど大型施設にもオバケンは協力したり、イベントを起ち上げたりしていて、キティちゃんを見に来た子供たちを恐怖させてきたらしい。

オバケン
赤い紙のタスキを渡される。これを引きちぎられたら、ゲーム終了。引きちぎらる? 意味が良くわからなかったのだが……
【撮影:川口友万】

「お客様が聞くのと同じ環境で、役者を入れて録音しています」

 ダミーヘッドじゃない?

「耳にはめるバイノーラル録音用のマイクとイヤホンが一体化したものがあるんです」

 本当に人間が耳にマイクを付けるんだから、そりゃリアルだろう。録音場所もお化け屋敷の中で? スタジオ録音じゃないんだ。

「実際の現場で録るので、距離感がぴったり来るんです。『闇芝居』の声優、村井良大さんに来ていただき、レコーディングしています」

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