悲鳴が耳元で! 超臨場感バイノーラル録音のお化け屋敷を訪問

新宿・方南町にある常設型お化け屋敷の『迷図』の期間限定イベント『鍵鎖入院』では、立体音響=バイノーラル録音が恐怖でズンドコだ!

川口友万| Photo by Tomokazu kawaguchi

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人間は怖いと腹が立ってきますね!

オバケン
診察という体裁でゲームの説明を受ける。この部屋がすでに怖いんだ
【撮影:川口友万】

 舞台は病院。やだよお~帰りたいよ~と、暴力男(以前、付き合っていた男に肋骨を折られたらしい)の次に幽霊が嫌いな高実茉衣さんをなだめつつ、中へ。

 診察室があり、医師の恰好をした役者から説明を受ける。病気なので検査入院しろという。すでにこの時点から怖いわけだが、次の部屋からが本番だ。

 ベッドの上にヘッドホンが無造作に置かれている。

「ヘッドホンを付けてお待ちください。院長より説明があります」

オバケン
次の部屋でヘッドホンを着ける。この後の恐怖たるや! 大の大人が本気の悲鳴をあげる怖さだ!
【撮影:川口友万】

 ヘッドホンを着けてベッドに座り、どうなるのかと顔を見合わせていたら、電気が消えた。
 
 突然の真っ暗闇。いきなりドンドンドンとドアが叩かれ、ガチャガチャガチャン! と医療器具がひっくり返り、ガラス器具が砕ける音。女の笑い声と悲鳴、走り回る足音。

 バイノーラル録音自体は何度か聞いたことがあったが、『鍵鎖入院』の臨場感はバイノーラル録音としても異常だ。部屋の中で本当に誰かがいて、家具をひっくり返している音と録音を組み合わせているんじゃないかと疑い、暗闇に目を凝らす。

オバケン
足がすくんで、本気で入るのがイヤな高実茉衣さん
【撮影:川口友万】

 耳元で声がした。

「……はやくにげろ」

 うわあ! 

 ホントに飛び上がるんだな、人間って。

 落ち着いてくると、声優さんは一般人と違って発音がキレイなので、(はい、つくりもの、つくりもの)とちょっと安心できたが、いやあ、あの声の距離感は本当に耳元で囁かれたとしか思えない。

 バイノーラル録音、恐るべし。

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