カブトムシゆかり、昆虫への愛を語る

『アウト×デラックス』の準レギュラー、虫のおねえさんことカブトムシゆかりさんが本を出した! サイエンス魂に溢れたアイドル的昆虫ライフをレポートする。

川口友万| Photo by Tomokazu Kawaguchi

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「飼うなら社会性のある虫の方が」

カブトムシ
『カブトムシゆかりの虫活!~虫と私の○○な生活~』(カブトムシゆかり/文一総合出版 税別1600円)には、幼少期、本当に気門で呼吸しているのか調べようとコップにバッタの頭を漬けるなど、すごく理系なエピソードが溢れている
【写真:川口友万】

「子供の時に、初めてひと目ぼれしたのがカブトムシなんです」

 虫好きの美人という、古典に出てくる虫愛づる姫君を地で行くカブトムシゆかりさん。名前の通りのカブトムシ好きで、最近はカブトムシを幼虫期に貧栄養状態にしてコガネムシサイズの極小カブトムシ作りにはまっているというのだから、すごい。多い時には300頭も飼っていたという。

「カブトムシはシンプルなので、飼っていても面白味がないんです。飼うならカイコとか社会性のある昆虫の方が……」

 カイコ?

「養蚕場から卵を100個、通販で買って」

 通販で売っているんだ。何でも売っていますね、最近は。

「カイコは羽化すると繭に穴が開いてしまいますから、絹をとるためにさなぎの状態でゆで上げてしまうんですね。中身が死んでしまうので、それだとかわいそうなので、羽化した後でも繭を使えないかと自由研究をしてみまして」

カブトムシ
カブトムシゆかり オスカープロモーション所属
オフィシャルブログ 『虫とYシャツと私』
【写真:川口友万】

 サイエンス魂をお持ちですねえ。

「糸としては使えませんが、美容小物として使ったりとか掃除道具とか、そういうので使ってはみたんですけど」

 掃除道具?

「マツイ棒みたいな感じですね! 繊維が細かいので、よく取れます」

 虫+アイドルという、ある種の極北に位置しているカブトムシゆかりさん。元々は虫がただ好きで、テレビに出たら南米に虫を取りに行く仕事ができる! という憧れで芸能界入り。だからテレビと本人の温度が違う。

「なんか変な恰好してるね、変な子なんでしょ、変なこと言って、みたいな。そういう扱いになるので、今、ゴキブリ飼っているのでゴキブリを見せて、キャーというので終わる」

 そりゃそうでしょう。アイドルはゴキブリを見て逃げるのが普通のリアクションですから。

「そういうのをやればやるほど、虫が好きとか昆虫のことを勉強しているとか、そういうのからどんどん離れて、わざと何かやっているんだろうというのが強くなっちゃって、だったらテレビ出れなくていい! という葛藤はありました」

 素で生きていくのは大変です。

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