【夏休みは自由研究・工作】ガウスショット・ピンボール【100円ショップで科学作品!】
今回は、親子で楽しく取り組める本気の工作!工作の定番”ピンボール(パチンコ)づくり”に、科学の要素を盛り込んでみました。
スポンサーリンクピンボールをつくろう!
ガイドと外枠の間は、ネオジム磁石がきつめに挟まる間隔を空ける。外枠には、鉄球1個だけが通れる穴(イジェクト)をつける
磁石の下にある鉄球をイジェクトにスライドし外すと①、後続の鉄球が磁石に引き寄せられてぶつかる②。そして、ガウス加速器の仕組みで鉄球が飛び出す③。外した鉄球は、発射側に補充するとスムーズに連発できる
まず、スチレンボード1枚をスチロールカッターでカットして、ピンボールエリアの外枠とガイドをつくる。
それらを、もう1枚のスチレンボードの上に貼る(図)。
次に、切り抜いたスチレンボードで障害物をつくり、ピンボールエリアに設置する。
また、鉄球が自動的にガイドの下まで落ちてくるように、傾斜をつける。
試しにガウス加速器の原理で鉄球を発射しながら、調整すると良い。
ネオジム磁石を瞬間接着剤でイジェクトのすぐ上に固定すれば、完成となる。
鉄球の発射方法は、図のように磁石の下にある鉄球をイジェクトにスライドすると、後続の鉄球が磁石にぶつかるという仕組みを使う。
これによって、鉄球の連続発射が可能となる。
さあ、実際に遊んでみよう!
動画:ガウスショット・ピンボール1 (Gauss-Shot 2)あそびデーターサイエンス
動画:ガウスショット・ピンボール2 あそびデーターサイエンス
光や音を生んだりする工夫を考えて、装飾を施したら、立派な自由工作になるに間違いなし!
参考・引用:『現役東大生による頭がよくなる実験・工作―小学生向け』 小幡哲士、東大CAST(2015年)
文 小幡 哲士
【了】
1 2