【夏休みは自由研究・工作】ガウスショット・ピンボール【100円ショップで科学作品!】

今回は、親子で楽しく取り組める本気の工作!工作の定番”ピンボール(パチンコ)づくり”に、科学の要素を盛り込んでみました。

小幡哲士| Photo by Tetsushi Obata|シリーズ:夏休みは自由研究・工作

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ピンボールをつくろう!

夏休み03
ガイドと外枠の間は、ネオジム磁石がきつめに挟まる間隔を空ける。外枠には、鉄球1個だけが通れる穴(イジェクト)をつける
夏休み03
磁石の下にある鉄球をイジェクトにスライドし外すと①、後続の鉄球が磁石に引き寄せられてぶつかる②。そして、ガウス加速器の仕組みで鉄球が飛び出す③。外した鉄球は、発射側に補充するとスムーズに連発できる

 まず、スチレンボード1枚をスチロールカッターでカットして、ピンボールエリアの外枠とガイドをつくる。

 それらを、もう1枚のスチレンボードの上に貼る(図)。

 次に、切り抜いたスチレンボードで障害物をつくり、ピンボールエリアに設置する。

 また、鉄球が自動的にガイドの下まで落ちてくるように、傾斜をつける。

 試しにガウス加速器の原理で鉄球を発射しながら、調整すると良い。

 ネオジム磁石を瞬間接着剤でイジェクトのすぐ上に固定すれば、完成となる。

 鉄球の発射方法は、図のように磁石の下にある鉄球をイジェクトにスライドすると、後続の鉄球が磁石にぶつかるという仕組みを使う。

 これによって、鉄球の連続発射が可能となる。

 さあ、実際に遊んでみよう!


動画:ガウスショット・ピンボール1 (Gauss-Shot 2)あそびデーターサイエンス


動画:ガウスショット・ピンボール2 あそびデーターサイエンス

 光や音を生んだりする工夫を考えて、装飾を施したら、立派な自由工作になるに間違いなし!

参考・引用:『現役東大生による頭がよくなる実験・工作―小学生向け』 小幡哲士、東大CAST(2015年)

文 小幡 哲士

【了】

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