シャチやサメが夜空を泳ぐ。新感覚の夜景を生み出した高度な技術とは
主要都市のタワーや展望台に空間演出し、ファンタジックな夜景を表現するネイキッドの「CITY LIGHT FANTASIA」。見たものを非日常的な幻想の世界へ誘う――。
スポンサーリンクネイキッドがライフワークとしている空間演出の世界観
東京駅や水族館での3Dプロジェクションマッピングなどで知られる、クリエイターカンパニーNAKED(ネイキッド)が、全国主要都市のタワー3ケ所で「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED」を開催中だ。
CITY LIGHT FANTASIAは、展望台から見える夜景とプロジェクションマッピングを組み合わせることで、来場者を幻想的な夜景体験にいざなう。
今シリーズは2015年3月に行った大阪のあべのハルカス展望台「ハルカス300」を皮切りに、名古屋テレビ塔、渋谷ヒカリエへと演出の場を広げ、今回は東京タワー、ハルカス300、名古屋テレビ塔の同時開催となった。
参照元:you tube TOKYO TOWER CITY LIGHT FANTASIA 好評開催中!
そこでネイキッドがライフワークにしているCITY LIGHT FANTASIAシリーズの空間演出について、代表の村松亮太郎氏に話を伺った。
「CITY LIGHT FANTASIAは主要都市のタワーや展望台に空間演出することで、今までに見たことのない夜景を表現します。今冬は『空と海のコラボレーション』をテーマに、夜空に海洋生物が泳ぐといったコンテンツを制作しました」(ネイキッド代表 村松氏 以下同)
映像には、会場となるそれぞれの街を象徴した建物が登場。水族館とコラボレーションしたハルカス300と名古屋テレビ塔では、海遊館のジンベイザメ、名古屋港水族館のシャチといった、各水族館の顔である海洋生物たちが夜空を泳ぐ。
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