古くて新しい「学び」の変革 学習行動を分析し退学予測も

東京ビックサイトで教育ITソリューションEXPOが開催中。先生も適応にてんてこ舞い?

山下祐司| Photo by Yuji Yamashita

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電子黒板、先生は使えますか

学び
サカワ・ワイード
【写真:山下祐司】

 パソコン、タブレット、スマートフォンが当たり前に使われる時代になると、教育現場の「顔」でもある黒板もスマートに電子化される。

 サカワが出品したのが、3m以上ある黒板いっぱいに投影できるプロジェクター「ワイード」。

 これまでのプロジェクターは、黒板の横縦比と映し出せる画面の縦横比が一致せず、黒板の一部に投影されるのみだったが、黒板仕様の16:6に対応できるようにした。

 黒板そのものをスクリーンとして使うため、専用のアプリケーションで算数や国語の問題をはじめ様々なものを映し出し、空欄に回答を黒板に直接書き込めるタイプ。

 幅広い黒板を覆う様子のインパクトは大きく、デモに多くの人が集まっていた。

 ワイードに接続したPC上で操作しなくとも、付属の電子ペンを使って投影画面を操作できる。光源にレーザー光源を用いているためランニングコストが抑えられるという。ただし、黒板をスクリーンにしているため、全体的に暗く感じる。

 電子黒板は2つのタイプにわけられる。ひとつは先のプロジェクター型で黒板をスクリーンとしても使うタイプ。

学び
パイオニアVC・xSync Board
【写真:山下祐司】

 もうひとつがテレビのようなタッチパネル式のディスプレイ型の電子黒板になる。国内出荷台数ナンバー1のパイオニアVCはこれまでに約2万台を出荷してきた。

 電子黒板「xSync Board(バイシンクボード)」は、生徒が使うパソコンやタブレットをつなぎ、問題や資料の配付はもちろん、画面を分割し選んだ生徒の回答だけを表示することもできる。

 使いやすさを重視してディスプレイに書き込む「ペン」、それを消去する「消しゴム」、画面をキャプチャーする「画面メモ」など頻繁に使う操作はディスプレイの左側に物理的なボタンとして配置される親切設計だ。

 最新型には接続先のフィルタリング機能やOffice365のクラウドストレージOneDriveと連携機能がついているという。

学び
リコー・インタラクティブホワイトボード
【写真:山下祐司】

 同じくディスプレイ型の電子黒板でリコーが出しているのが「インタラクティブホワイトボード」なら電子黒板に書き込んだ手書きの文字や〇を、そのままきれいなフォントに自動変換される。遠隔地と結んで共同授業も簡単に実施できるという。

 他にも電子教科書や教育ソフトから大規模採点処理システム、事務処理ソフトなど幅広い製品が展示されている。開催は5/20まで。

取材・文 山下 祐司

【了】

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