【食べる科学実験】酒のガスで酔っ払う?! イカレた酒飲み術に挑戦
酒を気化させて、アルコールガスを吸って酔うというのが欧米人の間で流行っているらしい。どういうものか、やってみた。
スポンサーリンクアルコール蒸気でダイエット?
頭、おかしいだろう。
ロシアじゃ酒、それもウォッカを目薬のように目に入れて、酔っ払うのが流行っているのだそうだ。
あぶない実験マニアの最先端はロシアで、最近、ユーチュバーがこぞってやっている、ブタンガスをコーラのペットボトルに入れてロケットみたいに発射する! の元ネタもロシア。
すげえ高いところでバク転したり、ロシアンの恐怖感覚は日本人とは絶対に違う。そのロシアのイカレた飲み方からリンクをたどって、変なのを見つけた。
それがイギリスのデイリーメール紙の記事で、テキサスに住むブロデリック・アレンさんが酒を飲む代わりに、酒のガスを吸って80ポンド(約35キロ)のダイエットに成功したのだそうだ。
やり方は簡単。断熱マグにドライアイスを放り込み、その上に酒をドバドバかける。白い煙がもあっと出たところで、その煙をすする(!)。
面白いけど、なぜそれでやせる? ダイエットと関係ないだろう。アル中になってやせるのか? 医者は急性アル中になるからやめろと記事中で警告している。
やせるかどうかはともかく。
酒を気化させて、アルコールのガスを吸うというのは流行っているらしい。あぶない実験界のシャレオツあんちゃんユニット、ボンパス&パーもやっているよと友人に教えてもらった。
クラブに強力な加湿器を持ち込み、水の代わりにカクテルを水蒸気にして室内に充満させたのだ。「Alcoholic Architecture(アルコールの建築)」
なんて名前からしてシャレオツ。
購入した『気体発生装置』。三角フラスコとかバラで買った方が安いかもと調べたが、セットの方が安かった。
テックジャム
【写真:川口友万】
他にも水タバコにアルコール入れて吸ったり、いろいろと遊んでいる人たちは多いみたい。
誰かが止めた、医者が止めたと聞くと……やるか。
私には致命的にオシャレとかクールとかITとかが欠けているが、いかがわしさと怪しさという武器がある。顔はいまいちだがオッパイが大きい女の子みたいなもんだ、たぶん。
そういうわけで理化学機器の専門店で購入したのが『気体発生装置』! いかにも感じで、怪しい。お値段は5000円少々。遊びで買うにはちょっとお高い。