【夏休みは自由研究・工作】ガウスショット・ピンボール【100円ショップで科学作品!】
今回は、親子で楽しく取り組める本気の工作!工作の定番”ピンボール(パチンコ)づくり”に、科学の要素を盛り込んでみました。
スポンサーリンクピンボール×ガウス加速器
夏休みといえば、自由研究!自由工作!東大理学部卒・現役早大院生が、100円ショップにあるような材料でできる、他の人が知らないような実験を紹介します。
<実験・工作を行うにあたって>
※ 必ず大人と一緒に実験・工作を行ってください。
※ 実験道具を噛んだり、舐めたりしないようにしましょう。
※ 実験後はきちんと後片付けをして、手を洗いましょう。
※ 実験により生じた損害について、一切の責任を負いません。
<用意するもの>
・ 強力磁石 数個
ネオジム磁石など。 ※ 注意:指などを挟まれると、怪我をすることがある。また、ICカード、キャッシュカード、SDカードなどの記録媒体、電子機器、鋭利な金属に近づけてはいけない。
・ パチンコ玉(鉄球) 約10個
・ スチレンボード(カラーボード、1cm厚) 2枚
・ 発泡スチロールカッター(電熱式)
・ 強力瞬間接着剤(超速乾)
・ 両面テープ・ペン・飾り付け道具 など
全て100円ショップで手に入る。パチンコ玉は、どうしても無ければ、なわ跳びから手に入れられる!(2個108円だが…)
まず、ガウス加速器について説明しよう。
ガウス加速器とは、磁石によってパチンコ玉を勢いよく発射する装置である。ガウス銃とも呼ばれる。ここではGauss-Shot(ガウスショット)と名付けた。
やってみなくちゃ分からないと思うので、下の動画を参考にして、実際に実験してみよう。
動画:ガウスショット(Gauss-Shot 1)あそびデーターサイエンス
上の動画から、パチンコ玉だけの時は、ぶつかる前と後で、玉が動く勢いは変わらないことが分かる。玉の勢いが伝わって、反対側の玉が同じ速さで飛び出す。
ネオジム磁石のような強力磁石が間にあると、玉も磁石のどちらもが、ぶつかる瞬間までずっと強く引きつけられ、とても速くなって勢いよくぶつかる。この勢いが伝わって、反対側の玉がとても速く飛び出るのだ。
このガウス加速器の仕組みを利用して、ピンボール(パチンコ)をつくろう!