巨人軍の選手もハマって当然?! スポーツ選手は賭博に中毒する傾向

一流選手の賭博問題が相次いでいる。バドミントン男子の新旧エースやプロ野球・巨人軍の選手など、スポーツ選手たちは賭博、特にスポーツ賭博にはまりやすいという調査結果がある。

岡真由美| Photo by Getty Images

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賭博
どんなツラい練習には耐えられてもギャンブルの誘惑には勝てない…?【写真:Getty Images】

 バドミントン男子のトップ選手が違法カジノ店で賭博、その少し前には巨人に所属する現役選手3人が野球の賭博で処分を受けた。

 なぜスポーツ選手が? もしかして裏社会の人と仲良し? ……そういう話はスポーツ紙に任せて、どうやら統計上、スポーツ選手には賭博好きが多いらしいのだ。

 NCAA(全米大学競技協会)が2004年にまとめた調査によると、大学でチームに所属し、本格的にスポーツに従事する学生はそれ以外の学生に比べ、賭博にはまっている人が2倍近くいるというのだ。

 2倍である。これはスポーツ選手=博打好きと言ってもいい数字だろう。

 さらに2008年の調査では、大学生の男子スポーツ選手の約30%、女子選手の約7%が、1年以内にスポーツ試合で金銭を賭けたと回答している。

 アメリカの大学はスポーツの試合(プロ、アマ、学生を問わず)に大学生選手が金銭を賭けること、また賭博を行う人に試合情報を提供することを禁じている。さらに違反した場合はその後一切試合に出られなくなる。

 にも関わらず、NCAAが2012年に実施した調査によれば、男子学生選手の26%が「スポーツ賭博をした」と回答、しかもうち8%は「最低でも毎月」賭博行為をしていると答えている。

 NCAAディビジョン1(最もレベルが高い大学リーグ)に所属する男子バスケットボール選手の約20人に1人が、オンライン賭博の経験があると回答した。

 プロに一番近い選手でさえ、賭博の誘惑に負けてしまうのだ。

 また以前は友人同士やチームメイト内といった仲間内で行われていたのが、近年ではオンラインやソーシャルメディア経由で賭博をするケースが増えている。

 最近では、「ファンタジースポーツ」(実在のスポーツ選手を一定のルールの下に編成して仮想チームを作り、それらの選手たちの実際の試合での活躍がもととなってポイントが加算され、その合計ポイントを競うシュミレーションゲーム)がギャンブルか否かの論争も過熱している。

 誘惑の手は増える一方だ。

 NCAAの調査では、「誰に賭博を止めてもらうのが一番効果があるか」という質問に対し、男子学生選手の回答で最も多かったのがコーチ、2番目がチームメートだった。

 裏を返せば、チームメイトから誘われた場合、断りにくいといえるだろう。

Mind, Body and Sport: Gambling among student-athletes NCAA

取材・文 岡 真由美

【了】

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