会社の『事業報告』に爆笑! 明和電機のお笑いプレゼンテーション

年に一度、アートユニット明和電機が行っているイベント事業報告ショー。大体、事業報告をショーにする企業なんてどこにある?

石水典子| Photo by Noriko Ishimizu

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パワポで活動報告を聞く……本当に“ショー”なのか?

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4月22日(金)にスクエア荏原ひらつかホールにて開催「明和電機事業報告ショー 2016」
【写真:石水典子】

 普通、企業でのパワーポイント(パワポ)を見る打ち合わせや会議は、じつに退屈なもの。事業報告など、その最たるものだ。ところが、だ。明和電機は、その退屈極まりない、事業報告を他人に見せてショーにするという。

 明和電機は、土佐信道氏を中心に、魚器(ナキ)シリーズやボイスメカニクスシリーズといった、製品と呼ばれる作品を発表するアートユニットだ。

 アートユニットなのに、土佐さんは社長で音楽監督のヲノサトルさんは経理。意味が分からない。

 事業報告ショーは果たして“ショー”なんだろうか?「コアなファンにしか分からないイベントなんじゃないの?」などと思いつつ、明和電機の真意を確かめるために、2016年度の事業報告ショーの会場に向かった。

 事業報告が始まる前に、打楽器『パチモク』を背負った社長と、玩具の楽器を使うミュージシャンのトクマルシューゴさんが登場し、コラボレーション曲『Vektor feat. 明和電機』を演奏した。


動画:Shugo Tokumaru (トクマルシューゴ) – Vektor feat. 明和電機 (Official Music Video)You Tube wwwshougotokumarucom 『Vektor feat. 明和電機』 両A面シングルトクマルシューゴ『Hikageno/Vektor feat. 明和電機』が4月20日(水)に発売された。

 た、楽しい……。筆者はいつのまにか引き込まれていた。「パチモクは13キロで重く、一人では降ろせない」というのも、おなじみのネタらしい。

 明和電機がライブ演奏に使ったのは、『パチモク』のほか、ギターの弦を琴に使った、魚を象った楽器『魚立琴(ナタテゴト)』や花形の木琴『マリンカ』など。

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トクマルシューゴさんたちの楽器について聞いていく、土佐社長
【写真:石水典子】

 じつはトクマルシューゴさんと明和電機が、合同で演奏したのはここが初めて。トクマルシューゴさんはステージ上で聞いた明和電機の楽器の音が、機械を使っているとは思えない有機的な音で驚いたそうだ。

 愉快な楽器とご機嫌な音楽が流れたら、それは楽しい。だが、問題はこれからである。行われるのは、パワーポイントによる活動報告だ。

それはショーか否か?

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