目がないクチバシがない改造ニワトリ?! KFCを巡る噂
マクドナルドやKFCなどの超巨大外食チェーンは、世間に愛される一方でひどく憎まれもする。そんな都市伝説のひとつ、KFCのニワトリの噂を調べてみた。
スポンサーリンク六本足のニワトリに不潔な肉……KFCの都市伝説
KFCの噂は根強い。
2ちゃんねるを覗いたところ、昔流行った“KFCのニワトリはバイオ技術で足が6本”の噂がまだあったことに驚いた。そんな技術があったら、<ドラムだけ買って嫌な顔されるわけないだろ!>とKFCの元バイトという人物が怒っていたが、その通り。
この6本足のニワトリ、元ネタはイギリスの大衆紙サンに載ったもの。真に受けるような話ではない。
検索を続けていくと、もっとえぐい噂もあった。友人から聞いた話として、アメリカのKFCの鶏には<生まれたときから目とくちばしがなく、<食用として「改良」された鶏を原料>にしており、だからアメリカでは「ケンタッキーフライドチキン」といわず、「KFC」と呼ぶ。
<彼らが出している「チキン」はすでに鶏の形をしていないから>社名に使えないというのだ。
ゾンビの日が来たら、カーネル・サンダースに脳みそ食われそうなご意見である。
さらには頭が2つあるニワトリが珍しくないだの、あばら肉には寄生虫が肉に食い込み、とろうとしてもとれないのでそのまま揚げているとか、言いたい放題。
考えるまでもない。食品衛生上、そんな寄生虫が出た日にゃ倒産どころか、孫の代まで訴訟がついて回る。悪口を書くにしても、少しは考えていただきたい。
書き込みを見ていくにつれ、アメリカのテレビ番組で見たという人が多いことに気がついた。目と口ばしの退化(さらに羽根と足の退化が加わることも)も共通している。どうも元ネタがあるらしい。
それらしき映像は動物愛護団体のPETAが『Meet Your Meat- Chickens and Turkeys- Peta.org』や『Why I Don’t Eat Chicken』を公開している。たぶんこの類の映像を見た人たちが書き込んでいるのだろう。
薄暗い鶏舎に閉じ込められたニワトリたちやまだ動いているのにベルトコンベアで送られながら解体されるニワトリの姿は衝撃的だ。