ゲスの極み乙武は遺伝子に操られていた!? 悪いのはすべてゲスの遺伝子

連日ワイドショーを賑わす不倫ネタに「世の中ゲスばっかり!」と食傷気味のご婦人方へ。世の男性を理解するためにぜひ知っておきたいのが「ゲス遺伝子」だ。

工樂真澄| Photo by Getty Images

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ゲスなヒトにはきっとある、ゲス遺伝子

ゲス
不倫の代名詞としてバッチリ定着
【写真:ゲスの極み乙女 Oficial YouTube Channel】

 ヒトのAVPR1aを作り出す遺伝子は12番染色体上にある。この遺伝子の働きを制御する部分には多くの「バリエーション」が存在し、そのバリエーションによって社会的行動に差があることがわかっている。

 AVPR1aのバリエーションとパートナーとの関係性を調べた研究によると、「334」と名付けられたバリエーションを持つ男性は他のバリエーションを持つ男性に比べて、明らかに「結婚向きではない」。

「334」グループの男性は他のグループより「同棲関係」を好み、結婚をしている人の割合が少なかった。また過去1年の間に、パートナーとの危機を迎えた人の割合が有意に多かった。

 その危機がどういう類のものかは明らかではないが、どうやらAVPR1aの「334」はゲス遺伝子の候補らしい。

 一夫一妻向きではないにもかかわらず、自ら定めたルールにそって自らの行動を律している日本人。

 制約が嫉妬や暴力、混乱を招く一方、その制約を「不倫文化」として大脳で昇華させ、多くの文学や芸術作品を生みだしてきたのもまた事実。

「それじゃ今日から一夫一妻は廃止ね」という日はまず来ない。だから健全な結婚生活のために、これからは婚前に遺伝子検査をするのが常識になるかもしれない。

参考
Oxytocin and Vasopressin Receptor Gene Polymorphisms: Role in Social and Psychiatric Traits. Aspe-Sanchez M et al. Front Neurosci. 2016 Jan 28; 9: 510.

Increased affiliative response to vasopressin in mice expressing the V1a receptor from a monogamous vole. Young LJ. Et al. Nature. 1999 Aug 19;400(6746):766-8.

取材・文 工樂 真澄

【了】

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