木星探査機・ジュノーがいよいよ周回軌道に 太陽系起源のなぞに迫る
木星探査機・ジュノーは20ヶ月をかけて太陽系最大の木星を37周し、調査を終える予定だ。
スポンサーリンク米航空宇宙局(NASA)は、木星探査機・ジュノーの木星の周回軌道への投入に成功したと発表した。
日本時間5日12時18分にメインエンジンを35分間噴射し、速度を時速542kmにまで減速。
2011年8月5日にフロリダを飛び立ち、約5年間、 4億マイルの長旅だった。これから約20ヶ月をかけて木星を37周して探査する。
ジュノーの主なミッションは木星コアの調査、磁場と重力場のマップ作製、大気の詳細な分析、そして磁気圏の調査。そこには木星のオーロラ観察も含まれる。
これらの結果から太陽系で最大の大きさと質量を持つ木星の形成と進化を明らかにし、太陽系起源の謎に迫る。
動画:Juno Approach Movie of Jupiter and the Galilean Moons NASA
取材・文 山下 祐司
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