悲鳴が耳元で! 超臨場感バイノーラル録音のお化け屋敷を訪問
新宿・方南町にある常設型お化け屋敷の『迷図』の期間限定イベント『鍵鎖入院』では、立体音響=バイノーラル録音が恐怖でズンドコだ!
スポンサーリンクだから追いかけてくるなよ! 怖いのを通り越して、サバイバル気分
明かりが点き、もうお腹いっぱい、これ以上怖いのはいらないという気分で次のドアを開ける。
「先に行ってくださいよ」
それじゃ恐怖に震えるアイドルが撮れないじゃないか。
「撮らなくていいです」
どっちがドアを開けるかでもめつつ、中へ。そこはまさに病院。廊下が奥へと延びる。
……だいたいさあ、この雑な感じが怖いんだよね。建てつけが悪いというか、廃屋だって別になんてことないのに、めっちゃ怖いじゃない。
こういう……笑い声? 何かがいる?
きたきたきたきた!
笑いながら、なんかもうゾンビ的な女がゾンビ的な迫り方でゾンビのように襲ってきたのだ! やめて、やめてやめて!
ダッシュで逃げた。その瞬発力、ボルトも真っ青だ。
こえええよ、なんだよ、これ。なんで金払って、こんな怖いんだよ。
高実茉衣さんがささやく。
「今度出たら、」
何?
「蹴ってもいいですか!」
ダメ!
【次ページ】吊り橋効果なんて嘘だ、我々は戦うぞ、おーっ!