行列ができるプラネタリウム、世界最強100万個の星空が家へやってくる! 天才・大平貴之インタビュー

宇宙空間を家庭で「再現」できるプラネタリウムMEGASTAR CLASSが130万円で発売された。新たなニーズを掘り起こせるか注目が高まる。

山下祐司| Photo by Yuji Yamashita,Ohhiragiken

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宇宙空間にいるかのような確かな錯覚

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専用コントローラーで照明の色も含め設定は簡単に変更できる
【写真提供:大平技研】

 MEGASTAR CLASSで輝く、100万個の星を堪能するために注意すべき点がある。設置する部屋の遮光性を十分高め、暗くなければならない。

 マーケティング担当の宮川隆幸は「天井が真っ暗になるほど遮光しないと、満天の星空が頭上に広がるように見えない」と説明する。

 確かに、室内に光りが入り込むと天井や壁の存在が目に入り、MEGASTAR CLASSの映し出す「特別な世界」に入り込めない。どうしても見方が散漫になってしまう。別世界といってもいいほどの違いがある。

 ちなみに、現在、唯一体験できる場所が新宿伊勢丹本店5階の寝具売り場なのだが、あくまでも商品を「売る場」なので性能を十分引き出せてはいない。

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リビングルームが宇宙空間に。いつもより数倍おいしいお酒が飲めそうだ
【写真提供:大平技研】

 だが、暗い空間をつくるには特別な施設工事は必要なく、家庭でもできる工夫で十分で対応できる。

 星の回転スピードは日周に合わせて1日で1回転から2分で1回転まで細かく選べる。寝室でも使えるように設計されたので、回転スピードをよほど速めない限り騒音は発生しない。

 専用コントローラーで照明の色も含め設定は簡単に変更できる。今後、Bluetooth接続でスマートフォンやタブレット端末からの操作や星空解説などを楽しめるアプリ(Andoroid版)を順次リリースする予定だ。

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書斎に広がる満点の星空を眺めれば、心が解放されてゆくだろう
【写真提供:大平技研】

 「満天の星に包まれる感覚を提供できる」という言葉は決してオーバーなセールストークではない。

 宇宙空間にいるかのような錯覚は確かにあった。そして、月並みな言い方だが心に迫る“何か”を感じた。

 130万円は簡単に手が届くような値段ではない。車1台にも匹敵する。

 それでも高くはないと思わせるほどの「価値」をMEGASTAR CLASSは秘めている。

【MEGASTAR CLASS】
 新宿伊勢丹本店5階・寝具売り場のベットルームで上級モデル「MEGASTAR S-CLASS(メガスター・エス・クラス)」を体験できる。投影星数200万個、カラーオーダー可。価格 2,160,000円(税込み)

取材・文 山下 祐司

【了】

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